廿日市を走っていると、津和野街道という名前を時々目にします。
25日、水曜日、津和野藩参勤交代の古道であるその街道に思いを馳せながら、津和野まで行ってみました。
今回のルート
津和野まで行って、温泉に入り観光することが今回の主たる目的ですが、四つの付加価値を持たせてみました。
すなわち、広島、山口、島根の三県を一日で跨ぐこと、
次に、以前から気になっていた柿木村を見ること、
そして、あわよくば中国地方を縦断して、瀬戸内海、日本海を見ること、
四つ目は、当然のことながら、飲みながら帰ること(笑)
瀬戸内海といえばこちらでは宮島。
まずは、ちょっと、タッチしておきました。
妹背の滝、渡ノ瀬を通って、津田の津保美堂製菓でパンを購入して、岩倉キャンプ場で休憩。いい天気です。
今日は久しぶりにクロモリのトマシーニです。ペダルをトゥークリップからSPDに変えると、楽になりました。
クロモリもしなやかで、やっぱり、いいな~
186号線を吉和へ向かって走ります。この時期、川沿いのこの道は涼しく、上りではあるけれども、ある程度快適に走れます。
186号線を上りきって錦町方面へ折れた高原にあるエレファントスイーツで補給。
このお店、広くなって、販売だけではなくて食べれるようになっていました。ただし、すごく辺鄙な場所です。
そして、広島ー山口を跨ぎます。
山口県に入ってからの長い下りの途中で、お土産を買ってしまいました。これ、結構重いのです(^_^;)
これまた、すごく辺鄙な場所で、戸を閉めないとヘビが入ってくるんよと、鋭角に腰の曲がったお店のおばあさんが言ってました。
まだまだ、快適な下りが続きます。景色もいいです。
長い下りで、道を間違ったんじゃないだろうかと不安になりかけた頃、島根県吉賀町への分岐があります。
そして、のどかな田園風景の中を走ります。
この橋を渡って深谷渓谷を越えると、そこは、
県境。
山口ー島根を跨ぎました(^_^)v
六日市、柿木村までは下り基調のいい道が続きます。しかも、追い風。
清流高津川沿いを快適に走ります。
しかし、津和野への最後の上りは、きつかった~
峠の最後、唐人屋トンネル、ここから津和野までは一気に下ります。九十九折れになっていて面白いです。
津和野に着いたら、まず、温泉。
津和野温泉なごみの里で、すっきりして、レーパン姿からポロシャツ、パンツに着替えて、津和野を散策。
気持ちよい風が吹いていました。津和野は静かで落ち着いた、いいところです。
この時既に、「日本海を見る」は、諦めて観光モードになっていました。温泉に入ったら、もう走る気になれませんね~
日本に現存する流鏑馬の馬場としては最古の姿を残す鷲原八幡宮
津和野川沿いには遊歩道があり、のんびりと散歩できます。

日本五大稲荷のひとつ、太皷谷稲成神社
殿町通り、ここの鯉も、でっかい。

武家屋敷が並ぶ殿町通りでひときわ異彩を放つ建物が津和野カトリック教会
内部の礼拝堂は畳敷きで和風の造りになっている。

昼食はうどん。お急ぎの方はご遠慮ください、と書いてある(笑)
森鴎外 旧宅
4畳半の森鴎外の勉強部屋、僕が子供の頃はこんな家ばかりだったような?!懐かしい~
酒屋が何軒か連なっている。

本日のお土産に、これ、

そして、山田竹風軒本店で 、津和野といえば源氏巻きが有名ですが、今回は栗御門(くりみかど)。
源氏巻きは、端の部分(みみの部分)をおまけでたくさん貰いました(^^)
それにしても、ドイターレースのキャパはすごい。便利なバッグですね。
津和野駅から、輪行です。
蒸気機関車が展示されています。

子供の頃には、こんなSLが当たり前に走っていたけどな~
ホームはこんな感じです。
今回の津和野行きで一番の欠点は、電車賃が張ることかな。
でも、2時間で広島まで帰れるのだから、仕方ないかな。

ZEROの方々と始めて会った長門峡が車窓に映り込んでいる。
ここから、始まったんだなぁ~、新しい自転車ライフが・・・・