GWは四国へ行き、森林限界と言っていいのかよく分かりませんが、標高1200m以上で尚且つ木のない場所をうろうろしてきました。
一日目、瓶ヶ森、石鎚山

やまももさんが瓶ヶ森に行くという情報をFBでキャッチしたので、すかさず便乗させてもらいました(笑)
下と上は全くの別世界でした。
太陽が眩しい新緑の世界と雲が下から湧き出てくるまだ寒い世界、この二つの景色を満喫できて最高の一日でした。
瓶ヶ森を楽しんだ後は、これから2日間お世話になるちょっと怪しい民宿、梼原の「友禅」へ、車で移動です。ここからは一人旅となりますが、大丈夫でしょうか(・・;)
高知県の国道は車には厳しいですね~
対向車の来ないことをひたすら祈りながら、数度の山越えを行い、やっと梼原にたどり着きました。
民宿は、薪ストーブのあるログハウスを貸切で使用でき、窓からは緑が見えていい感じですが・・・・
でも、惜しいっ~、かな?
調度品がよくないんかなぁ? どうも、体育会系クラブの合宿所みたいです。
高齢のおばぁちゃんが一人で切盛りしていて、料理もボリュームはあるけどヘルシー?!、みたいな・・・
でも、キンキンに冷えたビールとおばぁちゃんの人柄は、最高でした。
二日目、四国カルスト
標高500mに位置する梼原町は、ホントにちっちゃな町ですけど、きれいに整備されていて、役場なんて木造建築で有名な設計士さん作の洒落た建て物で、想像していた田舎町とはいい意味で違っていました。
ここから、ひたすら北へ上っていくと四国カルストです。
地芳峠を反対側に一旦下り、左へ上り返してしばらく走ると、牧草地が広がってきます。これが、大野ヶ原高原で、ペーターとハイジが出てきそうでした(笑)
大野ヶ原高原を通り抜けて再び地芳峠に出て、そこから天狗高原までの道は、連休ということもあって観光客が多くちょっと残念でしたが、それでも風が吹き抜けるカルスト高原からの眺めは素晴らしかったです。
瓶ヶ森ほどではありませんでしたが、頂上付近はやはり寒かったです。
カルストの風景を楽しんだ後は、天狗高原から梼原まで標高差1000mのダウンヒルです。
気温がみるみる上がってきます。
坂ばかりで疲れ果てて民宿に到着、瓶ビールがうまい、幸せなひと時でした(^O^)
この夜は、またまたヘルシーな夕飯を頂き、手が届きそうな星に感動し、疲労のため早めの就寝となりました。
三日目、遊子の段々畑
二日続けて山ばかり見ていると、やっぱり海が恋しくなりますね。
ということで、最終日は梼原の民宿を後にして、宇和島へ向かいました。
目的地は、遊子の段々畑です。
透明度の高い海に沿った道を、縮緬雑魚を干しているところを眺めたり、地蜜を採るための日本蜜蜂が付くように巣箱にロウを塗っている人とお話をしたり、のんびりと走りました。
そして、段々畑、山が下から上まで全部段々、これはこれで凄いですね~
山の裏から回り込めば、段々畑の中を自転車でも通り抜けられます。
山にせよ海にせよ、高い所についた道を走り景色を見ることは、気持ちがいいものですね。
最後に、宇和島の下町情緒溢れる銭湯で汗を流し、帰路に就きました。
しまなみの渋滞には辟易しましたが、夜景がきれいだったので、良しとしましょう(^.^)